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晩 鐘    乃南 アサ著

ソファにゴロンと横になり、本を読むのですが
この本は、上下巻・厚さ4.5センチ・各600ページのボリュームで、読む体勢に苦労しました。
腕が重いのよ~~

厚みも重いが、内容も重たかったです。
母を殺された被害者の娘と、加害者の子供(小学生)の心を軸に展開していきます。
子供(加害者の長男)は、父親が殺人犯とは知らないで育ちます

加害者の子供がねぇ・・・怖いくらい成熟していて、実際にこんな子いるのか?
犯罪若年化が現実のものとなってる今、いないとは言い切れないんですよね

子供は親を選べない。健全な家庭に生まれることが、どんなに幸せなことか。

このような現実に直面している方も、毎日の新聞を見れば辛いけどたくさん、いらっしゃるわけで、色々と考えてしまいました。

by ruminn0910 | 2004-10-11 20:10 |